

今まで、イベントの主催なんてしたこと無いので本当に困ってます。
なにか成功の秘訣を教えてもらえませんか?

イベントを成功させたいなら、まず失敗する理由を把握しないとね♪

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❑イベントが失敗と感じる心理状態とは?
どうも、伊達メガネのオルビアです。
今回は、『イベントを失敗させない方法』について解説していきます。
私は現在、会社を独立しフリーランスとして活動しています。昔から結構イベントの主催や大勢の人の前で話す機会が多くその時にこの手法をよく使っていたのでかなり使える手法だと実感しています。
結論から言うと、【ピーク・エンドの法則】を使って印象を操作していく方法になります。
人は過去の経験を絶頂期と終了時の印象で判断してしまうというバイアスの事。
ex ) 面白い映画とは?=1番盛り上がった部分と終了時の印象が良い映画が多い
つまり、イベントを行う際に気をつけないといけないことは以下の通り。
- 盛り上がる部分を必ず作ること
- 終わりの印象を良くすること
この2つに気をつければ良いってことですね。
このピークエンドの法則はあくまでも印象のことなので「失敗だと思わせない方法」ってことには注意が必要です。なにかの講演を行う時やイベントを開催するときにはぜひ注意して下さい。

❑イベントを失敗させない為に必要な2つの事

「ピークエンドの法則」の効果がわかりやすく示してあるのがテーマパークや花火ですね。
ポイントはイベントの「ピーク」の時と「終了時」に好印象を与えているかです。
❑事例① 「ディズニーランド」はなぜ行きたくなるのか?
「ディズニーランド」のアトラクションって人気のものだと【待ち時間が2時間➔乗っているのは5分】とかが多いですよね。でも、乗り終わったらスッキリとした顔でまた並び出すんです。はたからみたら生産性の低すぎる時間の使い方ですが、文句を付ける人なんてあまりいないですよね?
これはまさにアトラクションの「ピーク時」の楽しい印象が強いから並んでいた時の不快感を薄くしているんですよね。ディズニーランドの終了時にパレードで終わるのもすべて計算されているってことです。

❑事例② 花火大会は会場の広い所だと満足度が高い
花火大会も同じことが言えます。
いくら素晴らしい花火を使ってきれいに打ち上げたとしても、帰りの混雑がすごいとその印象に引っ張られ印象が悪くなるんですね。そのため、人の多さと会場の広さも考慮してアンケートを取らないとどこの花火大会が良かったのかがわかり辛いんですね。
人の印象ってかなりそのもののコンテンツ意外の印象に左右されやすいってことです。

❑あとがき
この「ピークエンドの法則」はプレゼンやスピーチなどでもまったく同じことが言えます。
話の山場を作ることと締めの挨拶をしっかりと行うことで印象が全然違うってことを意識して見て下さい。
イベントを行う際は、締めの挨拶をしっかりとやることに加え会場を出る所まで気を抜かないようにしてくださいね。逆にそこだけでも気をつければ、成功とは言わなくとも失敗だけは避けられるかもしれません。
それでは今回はこの辺で!
また別の記事でお会いしましょう。