コーヒーの本当の効能とは?最新の研究3選を紹介
悩男
集中力が落ちた時ってなぜかコーヒーを飲むと良いって言われますよね?
どうしてコーヒーがオススメなんですか?
Olbia
そうだね。それでは今回は勉強や仕事のお供「コーヒー」について解説しようか!
知って得する、すごく面白い論文も発表されているから合わせて見ていってね!
Olbia
今日からコーヒーを見る目がひと味変わると思うよ!
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1:集中したいときに欠かせないコーヒー

皆さまは、コーヒーはお好きでしょうか。

学生であれば、勉強中に、、、

社会人であれば、仕事中に、、、

毎日飲まれていることも多いと思います。

ミルクを入れても美味しいですし、ブラックで飲めば大人の階段を昇った気になりますよね。

また、『コーヒーは脳を活性化させる』から集中したい時には最適だって言いますよね。

ただ、実際なぜコーヒーが脳を活性化させるのかご存知ですか?

ただなんとなく良い気がするからというだけでは、まだまだです。

コーヒーの魅力が知れる最新の研究結果も紹介しますので、ぜひご覧ください。

1ー1 カフェインの効能とは

皆さんが知っているコーヒーの効能というのは、

コーヒーの中に含まれる「カフェイン」によるものです。

脳を活性化してくれるというのは、学術的にいうとこんな風に説明出来ます。

人は疲れたり、眠くなったりするときには脳の中に、アデノシンというものが分泌されます。

アデノシンは、脳の中のアデノシンのお友達であるアデノシン受容体と結合することで、脳を休めようとします。

それが、頭が回らなくなるという状態ですね。

つまり、極端にいうと、

アデノシンがアデノシン受容体と結合しなければ常に頭は活性化された状態というわけです。

そこで、カフェインの出番です。

カフェインはこのアデノシン受容体と仲が良いので、アデノシン受容体と結合する事ができます。

カフェインがアデノシンと結合するはずのアデノシン受容体と結合してしまうので、

「頭が回らない」と言った状態になりにくいんですね。

これが、カフェインの効力になります。

ただ補足ですが、そうなると「一生頭が活性化していられるじゃん」と思う方もいるかもしれませんが

アデノシン受容体というのは、4種類に分けられてるんです。

ちなみに【A1/A2/A3/A4】という風な分類で呼ばれてます。

この4種類の内、A1の受容体としかカフェインは結合できないので一生活性化!は無理なんです。

諦めてください。

話は逸れましたが、カフェインの効能とはつまるところ

「頭を活性化させる」ではなく「頭が回りづらくなるのを防いでいる」というのが、

今までの研究ででた結論です。

2. コーヒーの効力に新学説!新学説を3つ紹介

2-1 カフェインはマウスの減量に役立つか?

ここからは、コーヒーにまつわる新学説を紹介していきます。

論文紹介の1つ目、2017年に Guo Zhang 氏による学説が新たに提唱されました。

論文←原文はこちら

この研究では、肥満のマウスに60mgのカフェインを与えアデノシン受容体の活性化を調べました。

その結果、食欲が抑制されかつ、エネルギー消費が増え体重が減った事が判明したんです。

また、カフェインによってオキトシンの分泌が促されているとの新見解も発表されました。

オキトシンとは?

別名幸せホルモンと呼ばれる幸せホルモンで、幸福を感じるときに分泌されます。

恋人とのハグや、愛犬と遊んでいるときに感じる幸福感はオキトシンの影響なんです。

つまり、この研究が本当であれば、

コーヒーを飲むとダイエットの効果もあり、おまけに幸福感も生まれるということです。

まさに、魔法の飲み物といっても過言ではない研究結果ですね。

ただ、今回の研究にて投与されたカフェインの量ですが、マウスに60mgとのことですが、

これを人間に換算すると、コーヒーなんと36杯分

カフェに一日中入り浸っていても飲めない量のカフェインを摂取しているのだとわかります。

マウスの現状が気になりますし、こんな量を飲んだらまず食欲は湧かないですよね。

というわけで、今回の研究では確かに肥満の改善にカフェインは役に立ったのですが、

如何せん再現性が期待できないかな...といった研究でした。

ただ、コーヒー1杯で36杯分のカフェイン配合!なんて商品が出たらとりあえず購入しますね。

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2-2 コーヒーを飲むと作動する人工遺伝子回路

次に紹介するのは、Marthin氏が発表した論文。

 論文←原文はこちら

この研究は合成生物学のになりますが、血糖値を下げるように設計した遺伝子回路を、

コーヒーのカフェインによって活性化させられるということを実証した論文になります。

少しききなれない単語が出てきますが、とりあえず解説します。

実験内容

1:2型糖尿病のマウスに今回開発した細胞Aを遺伝子回路に組み込みます。

  (細胞Aはカフェインに反応しペプチドを生成するように回路が組み込まれている)

2:マウスにコーヒーを投与し反応を検査する。

3:検査の結果、細胞Aによってペプチドが生成されており血糖値の制御も行われていた

用語解説

糖尿病】=糖尿病の原因は血糖値の上昇によるもの。

    血糖値を下げるためには、インスリンが必要になるのですが、インスリンが

    生成できていなかったり、生成できても働きが鈍い場合があり々。

ペプチド=体内のインスリンの働きを強める事ができる。インスリンの相棒と言ったところ

また、糖尿病の種類は2種類のものがあります。

   【1型糖尿病】:インスリンが生成できていない為に起こるもの

         インスリンの注射などの直接投与が行われる

   【2型糖尿病】=インスリンの分泌はできるものの働きが弱い。

         運動や食事制限によって治療される事が多くほとんどの患者は2型。

この論文では、2型糖尿病の治療に役立てることを目的に開発を行っていたようですね。

糖尿病の患者は現在全世界で4億人とも言われておりますので、

これが医療分野で用いられたら、かなりの医療費の削減にもつながりますし、

健康被害も食い止められる可能性があります。

市販で購入できるコーヒーと組み合わせて使えるとなればとてもお手頃なとこもポイントです。

ただ、実際に医療に使えるかどうかは、これからの研究次第ですし直ぐにとはいきませんね。

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2-3 コーヒー好きor嫌いは感受性で決まる?

ここまで読んで頂いたコーヒー好きなあなた!

紅茶とコーヒーで言えばどちらが好きですか?

また、ブロッコリーのような少しの苦味がある食べ物は好きですか?

最後に紹介するのは、こちらの論文です。

論文←原文はこちら

この論文によると、コーヒーの好き嫌いは、苦味の感受性によって決まると言うことだそうです。

人が苦味のある食べ物をどのように感じるかは、遺伝子によって決まります。

その為、同じものを食べても全然苦味を感じない人や、全然食べられないという人は存在します。

今回の研究は、苦味そのものというよりカフェインの苦味に対する感受性を調べたものになるのですが

その結果、感受性の高さとコーヒーの消費量は関連していたという結果になったそうです。

また、PROP(ブッロコリーの苦味成分に似たもの)とキニーネ(トニックウォーターに含まれる)

の苦味に対する感受性が高いほど、コーヒーの消費量が低くなっていたという結果も出たそうです。

さらに、PROPとキニーネに対する感受性が高いほど、紅茶の消費量が高くなっていることも判明。

あくまでも、消費量の問題なので紅茶好きがコーヒー嫌いだ!とかいう話ではないので、

注意してください。

遺伝子によって好き嫌いが変わるというのは、意外な知識だと思いませんか?

私自身はコーヒーも紅茶も好きですが、ブロッコリーは苦手です。

皆様はどうでしょうか?

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3: あとがき

コーヒーにまつわる最新論文紹介いかがだったでしょうか。

これからもこのような、最新の知識を配信していきますので、

別記事も参考にしていただけたら幸いです。

また、YouTubeではこの内容を動画でまとめておりますので、そちらも是非視聴をお願いします。

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YouTubeチャンネル

今回の出典元は、各URLのものになりますが、ネイチャー様からの引用になります。

Nature Research

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